テレワーク用無料クラウドストレージ?「エックスドライブ」の提供期間を9月末まで延長に?!

テレワーク導入支援で法人向けクラウドストレージサービス「エックスドライブ」の無償提供期間が2020年9月30日まで延長されたので紹介します。SSD・100GB/1ユーザー・ユーザー数は制限なしですが?

はじめに

個人で使うクラウドストレージには、DropboxやOneDrive、Googleドライブ、iCloudドライブなどがありますが、企業で使う場合は、Xserver社が運営する「エックスドライブ」などがオススメです。

エックスサーバー株式会社では2020年3月12日より、テレワーク(リモートワーク)の導入を支援することを目的とし、法人向けクラウドストレージサービス『エックスドライブ』の無償プラン(「[無料]リモートワーク導入支援」プラン)を提供しています。

今回、同プランの無料利用期限を2020年7月31日から2020年9月30日に延長し、申し込み受付期限が2020年4月30日から2020年6月30日に延長されたので紹介します。

2020年4月15日のXserver社からのアナウンス

無償提供エックスドライブのスペック

■プランの詳細
ストレージタイプ : SSD
容量       : 1ユーザーあたり100GB
ユーザー数    : 制限なし
 ※ユーザー数の追加をご希望の場合、サポートまでご連絡ください。
 ※本プランのご利用中にユーザー数を減らすことはできません。
その他の機能は「ビジネス」プランと同様です。
エックスドライブの機能一覧
■提供条件
受付期間中、対象プランを新規にお申し込みいただいた場合に自動で適用されます。

https://www.xdrive.ne.jp/news/detail.php?view_id=6547

テレワーク用では、基本的には利用する人数分のユーザー数を追加する必要がありますが、とりあえずは1ユーザーで試してみると良いと思います。ユーザー数を途中で減らすことはできません

エックスドライブお試し体験レビュー記事

以下の記事は、個人用に使う「スタンダード」プランのお試し体験記事なので、今回の企業(法人)向けビジネス」プランの無償提供版とは多少異なる部分があるかとは思いますが・・・

NP メモリア

Nプログラマ(@Nprog128)です。 今年の2月にリリースされた)" rel="nofollow"エックスサーバーが…

エックスドライブを使うメリット

エックスドライブの公式サイトは以下です。

Xserverドライブ

Xserverドライブは、ユーザー数無制限で高いコストパフォーマンスを誇る法人向けの高速クラウドストレージです。社内のフ…

公式ページ自体の表現は従来のままですが、受付期間中、対象プランを新規に申し込みをした場合に自動で適用されるようです。

仕事で気になる「セキュリティー対策」についても機能が充実しています。

ビジネス」では「2段階認証」は使えませんが、不正アクセス防止が重要な場合は「エンタープライズ」以上のプランを選べば「2段階認証」が使えます。

クライアントアプリは、Windows/macOS/Android/iOSで使えます。

ビジネス」では「管理者による代理ログイン」が使えないので、必要なら「エンタープライズ」以上のプランにする必要があります。

ユーザーサポートを金で買う

私は、個人的には初心者には有料のサービスをおススメしています。なぜなら、ユーザーサポートが充実しているからです。

無料サービスを自力で使いこなせる力量があれば良いのですが、それには時間と労力がかかるので、結果的にはお金に換算すると「有料サービスの方が安上がり」になります。

さらに、機会損失も考えると、特にスタートアップ時は「時間を金で買う」という割り切った考え方が重要かもしれません。

まとめ

小規模な事業所では、共用のGoogleアカウントを使ってGoogleドライブを共用し、そこに表計算「スプレッドシート」ファイルを置いておけば、複数のメンバーが同時に開いて閲覧/編集ができます。

セキュリティーは大企業のシステムと比べると無いに等しいように思えますが、IT/ICTツールやシステムはあくまで「手段」であって「目的」ではないので、使うメンバーに合わせた運用方法というのがケースバイケースで存在すると思います。

使いやすい簡易的な手段を活用しつつ、無料で試せるエックスドライブにチャレンジしてみるという段階的な進め方が、目的を達成するのに近道なのかもしれませんが・・・

ではでは、きらやん